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Wastewater Treatment
廃水処理

当社は総額1.5億元を投資し、溶解パルプ廃水とビスコース廃水それぞれに対応した日処理能力15,000立方メートルの廃水処理システムを2基建設しました。これらのシステムには、「UASB嫌気性処理、活性汚泥による好気性処理、触媒酸化による高度処理」を組み合わせた先進技術を採用しています。処理後の排水はCODが200mg/L以下、NH3-Nが20mg/L以下を達成し、「都市下水道への排水水質基準(GB/T 31962-2015)」のB級基準を上回っています。処理された廃水は市政管網を通じて、康達環保(高密)水務有限公司でさらなる処理が行われます。
処理過程で発生する汚泥は、高効率の膜式フィルタープレスで脱水され、その後、熱電プラントで乾燥・焼却処理されます。これにより、残されたエネルギーを最大限活用し、廃棄物を資源として再利用しています。また、臭気対策として、嫌気性処理エリアを密閉してガスを回収し、「二段階アルカリ吸収+触媒酸化」の技術で処理を行っています。これにより、排出基準はH2Sが2mg/m³以下、NH3が10mg/m³以下、臭気濃度が600(無次元)以下を達成しています。これらの数値は 「有機化学企業廃水処理施設の揮発性有機化合物及び悪臭汚染物質排出基準(DB37 3161-2018)」を大幅に下回り、工場周辺では臭気のない環境が保たれています。


廃水システム
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